今年の6月から、ある研修に参加していました。
9月で一応のカリキュラムは終了し、11月は3日間に渡って「インストラクター養成コース」でありました。
10年前にトレーナーへの道を歩み始め
紆余曲折、国内外での様々な経験を経て
ここ数年は年に150回ほどの研修に出講させて頂けるようになりました。
企業さん、行政機関、各種団体など向けの研修だけでなく、プロ講師向けの研修も行わせて頂いております。
今回の受講【とくにインストラクターコースの受講】は、そんな自分自身を振り返る良い機会になりました。
最終日の午後には終了試験がありました。
内容は5分間の模擬講義・・・
終日の研修を毎日のように行っているのですから5分間という時間は苦にはなりません。
しかしながら、ものすごく緊張しました
与えられたテーマのうち、敢えて自分の持ちネタにないものに挑戦しました。
しかし、そのこと自体は緊張の原因ではありません。
昨日は緊張の原因を色々と考えてみました。
いくつか考えたのですが、全部を書くと長くなるので一つずつご紹介しますね
1) WAYの違い
YASでは講師の在り方、研修の在り方にポリシーがあります。
笑顔、臨機応変、違いを活かす、らしさを大切に、教えない、説かない
これらはYASの研修で大切にしている基本的な価値観で、「YAS WAY」とも言えるものです。
当然に所が変わればWAYも変わります。
試験といいうこともあって今回は「YAS WAY」は封印!
先方のWAYに合わせる雰囲気に・・・
【決して、そう指示された訳ではないのですが、なんとなくそうすべきだと感じたのです】
そうすると・・・ めっちゃくちゃやりにくいのですね。
自分が自分らしく振る舞えないのですから、やりにくいのは当然と言えば当然なのですが、
それでも、自分のWAYを封印したことは緊張の大きな原因でありました
結果、感想の一つとして頂戴したのが「YASさんらしくない」というコメント ⇒ そりゃ、そうですよね
しかし、思うのです。
本当にWAYが確立されていれば、どのような状況下でも「らしさ」というのは出せるのではないか???
WAYを封印してとしても「らしさ」というのは感じられるもの
醸し出されるレベルになって、初めてWAYなのではないかと思う訳です。
ということは・・・ YAS WAYも自分が思っているほど確立されていないということです。
講師としての道を歩み始めてから10年が経ちましたが、まだまだ経験が足りていないということですね。
これを感じられただけでも、今回の挑戦には意味があったと思います。
いやぁ、人って色々なものから学べるものですね。
本当にありがたい・・・ と感じつつ、2)以降については後日書きます。
では、またぁ