2008年5月31日土曜日

チェンジ

どうも! 研修トレーナーのYASです!!

アフリカでセミナーを受講してくれたメンバーから写真とメールが届きました。

I participate at your meeting OMOIYARI at the conference zone A.
My english is not good but i'll tray to perform it.
CONGRATULATIONS 


訳:エリアA会議でOMOIYARIセミナーを受講しました。私の英語は拙いけれど、自分自身の地域でこのセミ案ーで学んだ事を実践していきたいと思います。おめでとう(多分、ありがとうの意味?)

This message to thank you for having transmitted to me the OMOIYARI Spirit in Ouagadougou. I renew my interest for this movement and promised to to do my best to spread this concept in Bénin, my country and beyond.

訳:ワガドゥグでのOMOIYARIの精神を伝播してくれたことに感謝します。私はこの運動への興味をさらに強めることが出来ました。私の祖国であるベニン共和国だけでなく、その先へもこの精神を広げていくことを約束します。 

このような反響があるのは本当に嬉しいことですね♪

で、後は韓国とフィンランドでワールドツアー2008も前半戦を終えます。昨年・今年と海外で多くの経験をさせていただきましたし、昨年は日本各地でも同じテーマでの研修を行いました。

「専門分野は何ですか」
「レパートリーが広い」
「節操なし」(笑)


どれも私の研修に関するコメントや質問です。私の研修スタイルは様々なコンテンツを組み合わせて臨機応変にクライアントのニーズに応えて行くものですので、このようなコメントを頂戴するわけです。同じテーマでこれだけの研修を行ったのは、あまり例がないかもしれません。

ありがたいことに日本・世界各地でも概ね前向きな反響を頂戴しております。(勿論、改善点などを指摘していただける声も沢山頂戴しております)ものすごく乱暴に総括してしまえば、結局は社会から求められるリーダーシップのあり方が変わってきているのでありましょうね。

社会は常に変化している訳で、その変化に対応できるかどうかが個人としても企業としても成長を続けられるかの鍵であるように思います。

このツアーが一段落するのは6月の中旬なのですが、この後もポツポツと出講のご依頼を頂戴しております。出講のご依頼を頂くのは本当にありがたく、出来れば全てをお受けしたいのですが、生憎身体は一つしかないわけであります。

とは言え、7月以降はスケジュールにも若干余裕があります。日程やテーマ、予算面、対象など様々な変化や変更には気軽に対応いたしますので(笑)、研修や講演をお考えの方は是非お早めにお声がけ頂ければ幸いであります

クリックすると元のサイズで表示します

OMOIYARI@釜山

釜山3日目の土曜日は朝からセミナー。

今日は会場も200人収容可能な大きい部屋でありました。

クリックすると元のサイズで表示します

8時20分に会場入り、手早く設営を済ませて昨日のトレーナー養成セミナーに参加してくれたトレーナーチームの皆さんと簡単な打ち合わせ。そうこうしている間にも続々とメンバーが入ってきてくれました。

【入口のパソコンで登録】

クリックすると元のサイズで表示します

開会時の出席者数は180人位だったでしょうか?日本人が8割、日本人以外が2割位のイメージでしたが、一応開催言語は英語ですので英語をメインにしながらところどころ日本語で補足をするという形でセミナーを進行させていただきました。

クリックすると元のサイズで表示します

↑こんな風に会場の意見を求めながらセミナーを進行していきました。

・リーダーのミッションは何か?
・OMOIYARIについての理解
・違うを受け容れる(相互理解)
・利他の精神
・為すべきを為す


この5つのセクションからなるセミナーですが、

ディスカッションあり

クリックすると元のサイズで表示します

受講者の皆さんのプレゼンあり

クリックすると元のサイズで表示します

そして、今回は昨日のトレーナー養成を受講してくれた若手トレーナーの皆さんにも出番が・・・

クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

フィリピン・モンゴル・シンガポール、そして日本・・・今回も沢山の新しいトレーナーが誕生しました。これから各国で様々な形で世界平和の実現に向かったOMOIYARIという考え方が議論されていくことと思います。

「どんなに遠くにあるGOALでも、そこに向かっての一歩を踏み出さなければ絶対に到達できない。どんなに小さな事でも良い、今日のトレーニングから得た学びや気づきを是非一つずつ実践して欲しい」

最後は、そんなメッセージをこめて3時間のセミナーを終了させていただきました。

最後は恒例の記念撮影

クリックすると元のサイズで表示します

セミナーが終了して、世界中のメンバーがサインしてくれている懸垂幕を仕舞いに行くと、こんなサインを発見しました。

クリックすると元のサイズで表示します

私が最も尊敬する先輩の一人で、2001年に日本青年会議所の会頭を務められた長野の土屋先輩からのメッセージでした。私は気づきませんでしたが、お忙しい中を割いて、セミナーをオブザーブして頂いたようであります。土屋先輩がこのブログをご覧になることはないと思いますが、この場をお借りして御礼申し上げます。

クリックすると元のサイズで表示します

パナマ、ブルギナファソに続いて、今回の釜山での2つのセミナーも実り多いものになったと思います。これからアジア各地でどんなムーブメントになっていくか本当に楽しみであります。

素晴らしい機会を頂戴した皆さんに深く感謝申し上げます。

ありがとうございました。

2008年5月29日木曜日

OMOIYARI @ 釜山 その①

どうも! 研修トレーナーのYASです!!

釜山2日目の午後はASPACでの1つ目のセミナーでした。

クリックすると元のサイズで表示します

一緒に世界を周っているOMOIYARIチームの皆さんと一緒に昼過ぎから設営

クリックすると元のサイズで表示します

14時からセミナーを開始。今日は今後各地でOMOIYARI運動の伝播に協力してくれるトレーナーを養成するプログラムでしたが、フィリピン・韓国・モンゴル・シンガポール・日本・マレーシア・バグラディッシュ・ニュージーランド等から数多くのメンバーが参加してくれました。

クリックすると元のサイズで表示します

簡単なアクティビティと数多くのディスカッションを交えながら進めていくワークショップ形式のセミナーに皆さん、本当に熱心に取り組んで頂きました。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

今回のセミナーには既に各地でトレーナーとして活躍されている方々も多く参加して頂きました。最後の質疑応答では「タガログ語」「モンゴル語」などへの翻訳に関する質問が出るなど、今後アジア各地で本格的にこの運動が広まっていく期待が持てます。

最後は、明日の一般参加者向けのセミナーにも協力していただけることを約束して頂いて3時間のセッションが終了。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

毎回感じることですが、セミナーは生き物です。同じプログラムを行なっても受講者や環境などによって様々な形で展開していきます。今回も新しい試みを導入しながらの進行でしたが、またまた数多くの新たな発見がありました。

明日のセミナーでも、どんな発見があるか楽しみであります。

クリックすると元のサイズで表示します

2008年5月17日土曜日

ブルキナファソにて

本日は夕方までフリーの時間でしたので、滞在しているホテルから40分ほどの距離にある村を訪れました。

村と言っても酋長が統治している7000人規模のコミュニティです。

【酋長さんと息子さん】

クリックすると元のサイズで表示します

村の生活は近代化されておらず、水は井戸だし電気はほとんど通じていないという利便性で言えば非常に貧しい環境であります。ひとしきり酋長さん(酋長は世襲制とのことで非常に穏やかな方でした)とお話をした後、村の長老さんにガードして頂きながら朝市のようなマーケットを歩かせていただきました。

【マーケットの様子】

クリックすると元のサイズで表示します

日本人が集団で村を訪れるなんてことは滅多にないようで、好奇心旺盛な子ども達がゾロゾロとついてきます。先日、街の人の目の輝きのことをブログに書きましたが、子ども達の目は更にきれいでした。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

このマーケットですが、生活必需品の調達の場ということ以外にコミュニティの人たちの情報交換の場ということで村の生活に非常に重要な役割を果たしているそうです。

こちらに来てからは生野菜も食べず、氷も使わず、火の入っていないものは一切食べないという用心深い生活をしていたのですが、一応セミナーも無事に終わったので勇気を出してちょっとだけ・・・

プチトマト

クリックすると元のサイズで表示します

揚げパン

クリックすると元のサイズで表示します

を食べてみましたが、トマトは物凄く味が濃くて超美味(食べる前にミネラルウォーターで軽く洗って食べました)、揚げパンは素朴な味で非常に美味!

ブルギナファソで平均的な生活をするために必要な金額は一人一日2ドル程度とのこと。治安も良く食物も比較的手に入りやすく餓死者もほとんどいない、砂漠地帯の中では暮らしやすい部類に入るそうです。しかしながら、マラリアや様々な風土病の関係もあって平均寿命は48歳とのこと。更に医師不足は深刻で人口8万人に一人という状況だそうですし、万が一病気になっても薬を買うお金がないために祈祷師が薬草を調合する。ちなみに10人に1人が生後5歳までになくなるそうです

そんな現状をお聞きすると色々と考えてしまいました。ご縁あって滞在させて頂いたブルギナファソで非常に得がたい経験をさせていただきました。

クリックすると元のサイズで表示します

2008年5月15日木曜日

ブルキナファソでの反応

ブルギナファソで行われている国際青年会議所のアフリカ中東エリア会議(通称 エリアC会議)でのセミナーが無事に終了しました。

クリックすると元のサイズで表示します

定員18人のクラスに40人以上が興味を持ってくれました。途中から満員御礼でお断りせざるを得ない状況は嬉しくもあり、悲しくもありましたが、昨年南アフリカ、盛岡、トルコで開催したセミナーに参加してくれたメンバーが再度トレーナー養成コースを受講しに来てくれたことは望外の喜びでありました。

懐かしい顔に再会できた他に、新しい出会いもありました。張り出したポスターを見て参加してくれたメンバーもいれば、受付で興味を持って問い合わせてくれたメンバーもいます。

クリックすると元のサイズで表示します

昨年に続いてアフリカで行う2回目のセミナーですが、受講されている皆さんの熱心な態度にはいつも感心させられます。「真剣に学びに来ている」ということがディスカッションに臨む姿勢やメモをとる姿から見て取ることができました。

今回はモロッコ青年会議所のマホメッド君が英語→フランス語の通訳を買って出てくれました。彼とは昨年のトルコ アンタレアでのセミナー以来の再会。今回もセミナー前・セミナー中と頻繁に短いディスカッションをしながら(いわゆる、現場打ち合わせですかね)の進行となりましたが、こういったご縁を頂戴できるのが本当に嬉しいことです。

クリックすると元のサイズで表示します

今回もアフリカ各地から参加しているメンバーの皆さんから活発な発言や質疑応答などがあり、私自身も大変勉強になりました。2005年から関わらせて頂いているOMOIYARI運動ですが、これまで様々な国籍、宗教、ビジネスパーソンとしての階層をまたいで国内外をあわせて2000人位の皆さんの意見を頂戴しています。この経験は私自身の成長の糧になっているのは勿論、この運動自体に厚みを増している感じがしました。

クリックすると元のサイズで表示します

すでにトーゴでは数回のセミナーを実施しているそうですし、モロッコやチェニジアなどでもセミナー開催への機運が高まっているとも聞いています。更に今回マリ共和国やジンバブエでもセミナーを行いたいという声を聴くことができました。

クリックすると元のサイズで表示します

セミナーは大きく2種類に分けることができると思います。一つは技術やテクニックを伝授するもの、もう一つは考え方を伝播するものです。このOMOIYARIセミナーは間違いなく後者に入ります。CSR(企業の社会的な責任)が問われるようになった時代に個人としてどのような行動規範を持つべきかを考えるというような内容ということができます。私はISR(個人の社会的な責任)と呼んでいますが、企業経営者や管理職の方々にも是非考えて欲しい内容です。

今日は3時間のセミナーでしたが、本当に集中していたようで「あっという間」という感じでした。明日は今日受講してくれたメンバー数人と一緒に一般向けのOMOIYARIセミナーを開催させていただきます。

私個人にできる事などタカが知れていますが、一人でも多くの受講者の方に何らかの気付きを持って帰っていただければと思います。個人的にも新しい出会いや考え方のヒントがあることを期待しつつ、「為すべきを為す」のみであります。

どんなに遠い目的地でも一歩を踏み出さなければ永遠に目的地に着くことはあり得ない訳です。

Believe in Yourself

クリックすると元のサイズで表示します